編入学試験対策で使用した数学の参考書

東京大学工学部電子情報系学科に合格したHSと申します。
今回は実際に使用した物理の参考書を紹介します。
※評価は私の独断であり、高専生向け大学編入サポートの見解ではございません。

編入数学徹底研究

・難易度:低~高
・入試適合度:★★★★★
・個人的評価:★★★★★
・勉強した時間:224時間
・初回周回時間:50~100時間
【総評】
多くの編入学試験受験者が利用しています。過去(平成20年くらいまで)の編入試験の問題が掲載されています。 18セクションで構成されていて、編入学試験範囲を網羅した一冊です。問題は比較的易しい問題で構成されています(一部難しい問題もあります)。解説は非常に丁寧で、数学はこの本から入るとよいと思います。もし、事前知識が無ければ1周目は相当時間がかかりますが、根気よくやると終わったときにはそれなりの実力がついています。

編入数学過去問特訓

・難易度:普通~高
・入試適合度:★★★★★
・個人的評価:★★★★★
・勉強した時間:332時間
・初回周回時間:50~100時間
【総評】
「編入数学徹底研究」と並び、多くの編入学試験受験者が利用しています。過去(平成20年くらいまで)の編入試験の問題が掲載されています。 8セクションで構成されていて、編入学試験範囲を網羅した一冊です。問題は比較的難しい問題で構成されているので、「編入数学徹底研究」が終わった後にやると良いと思います。解説は非常に丁寧です。A問題、B問題、C問題と分類されており、基本的に難易度はC>B>Aとなっています。前の周回で解けなかった問題のみを次の周回で解くようにすると良いと思います。

大学編入のための数学問題集

・難易度:普通~高
・入試適合度:★★★★★
・個人的評価:★★★★★
・勉強した時間:120時間
・初回周回時間:50時間
【総評】
「編入数学徹底研究・編入数学過去問特訓」ほどではないですが、採用率は高めです。5章で270問掲載されています。「編入数学徹底研究・編入数学過去問特訓」とは違った問題選択で初見の問題もかなりありました。難易度的には「編入数学過去問特訓」と同程度で、解析学に力を入れている印象があり、「編入数学徹底研究」が終わった後にやると良いと思います。解説は非常に丁寧です。様々な大学の過去問と独自問題があります。特訓と同じように勉強すると良いと思います。

大学編入試験問題 数学/徹底演習

・難易度:普通~高
・入試適合度:★★★★☆
・個人的評価:★★★★★
・勉強した時間:81時間
・初回周回時間:50時間
【総評】
「編入数学徹底研究・編入数学過去問特訓」ほどではないですが、採用率は高めです。11セクションで構成されています。高専の先生によって書かれており、ほかの問題集と比べて教科書感が強くなっています。また、定義などをかなり詰めており、数学したい人には向いていると思います。問題も上記3冊とは異なる選択で、より多くの問題に触れたい人にもおすすめです。問題数がかなり多いので、必要そうな問題だけをやると良いと思います。時間に余裕がある人は一から勉強してもいいと思います。

合格る確率

・難易度:普通~高
・入試適合度:★★★★★
・個人的評価:★★★★★
・勉強した時間:58時間
・初回周回時間:50時間
【総評】
100個のトピックで構成されており、それぞれのトピックについて例題・類題があります。確率に関する知識がほぼない状態でもこの本を1周すれば編入試験の確率についてはほぼ解けるようになります。解説も非常に丁寧です。編入試験は確率漸化式が出題されやすい傾向があるように感じるのでそこをメインに解いてもいいと思います。

大学・高専生のための解法演習微分積分Ⅱ

・難易度:普通~高
・入試適合度:★★★★★
・個人的評価:★★★★☆
・勉強した時間:34時間
【総評】
私は5章と6勝の微分方程式のみを勉強しました。網羅率が他の参考書より高く、演習量が多いです。これだけで、編入学試験の微分方程式に対応できると思います。一般解の公式を使用するなど解答が少し分かりにくいと思います。

まとめ

編入学試験の数学の参考書は良書が多いです。すべての書籍に言えることですが、周回して、解けない問題をつぶしていくように勉強していくと良いと思います。

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